計算方法と根拠

支給額の求め方

介護休業給付金の額は、原則として「休業開始時賃金日額 × 支給日数 × 67%」です。賃金日額は、介護休業を始める前の 6 か月の賃金の合計を 180 で割った額です。支給日数は、休業終了日を含む期間以外は 30 日です(ハローワークインターネットサービス)。

賃金月額の上限と下限

賃金日額に 30 日をかけた賃金月額が 546,600 円を超えるときは 546,600 円(1 か月あたりの給付額の上限は 366,222 円)、96,090 円を下回るときは 96,090 円として計算します。これらの額は毎年 8 月 1 日に変更されます。

休業中に賃金が支払われたとき

支給単位期間(1 か月ごと)で、賃金と給付額の合計が「賃金日額 × 支給日数」の 80% を超えるときは、超えた部分が減らされます。賃金だけで 80% 以上になるときは支給されません。このサイトでは休業全体の合計でまとめて調整しています。

期間と回数

同じ家族について、通算 93 日を限度に 3 回まで支給されます。対象になる家族や就業日数の条件(各支給単位期間で 10 日以下など)があります。

使っている式

計算式
名前やっていること式
休業開始時賃金日額休業開始前 6 か月の賃金の合計を 180 で割った額です。円未満は切り捨てています。day = floor(wage6 / wdiv, 0)
賃金月額(上限・下限を適用)賃金日額に 30 日をかけた額を、下限 96,090 円と上限 546,600 円の範囲に収めた額です。mo = min(max(day * mdays, lo), hi)
計算に使う賃金日額上限・下限を適用した賃金月額を 30 で割った額です。dd = mo / mdays
賃金日額×休業日数賃金が支払われたときの調整の基準になる額です。base = dd * days
賃金が支払われない場合の給付額賃金日額 × 休業日数 × 67% です。full = dd * days * rate / 100
調整後の給付額休業中に賃金が支払われたとき、賃金と給付額の合計が「賃金日額×休業日数」の 80% を超えないように減らした額です。賃金だけで 80% 以上なら 0 円です。ben = if(paid >= base * adj / 100, 0, min(full, base * adj / 100 - paid))
介護休業給付金の額(目安)(結果)休業日数分の給付額です。賃金が支払われたときは調整後の額です。floor(ben, 0)
計算に使う賃金日額(結果)上限・下限を適用した後の賃金日額です。floor(dd, 0)
1 か月(30 日)の給付額(結果)賃金が支払われない場合の、30 日分の給付額です。上限は 366,222 円です。floor(dd * mdays * rate / 100, 0)
93 日分の給付額(賃金が支払われない場合)(結果)通算の限度である 93 日分を、賃金が支払われない場合で計算した額です。floor(dd * 93 * rate / 100, 0)
賃金月額に上限・下限が適用されたか(結果)1 のとき上限、-1 のとき下限が適用されています。0 は適用されていません。if(day * mdays > hi, 1, if(day * mdays < lo, -1, 0))

式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。

設定値(定数)と出典

設定値と出典
項目値出典時点見直しの周期
給付率(休業開始時賃金日額に対する)67%ハローワークインターネットサービス「雇用継続給付」の介護休業給付(支給額=休業開始時賃金日額×支給日数×67%・賃金月額の上限 546,600 円と下限 96,090 円・賃金が支払われた場合の調整・93 日を限度に 3 回まで)2026年10月27日賃金日額・賃金月額の上限と下限が毎年 8 月 1 日に変更されるため、毎年 8 月に確認(次回見直し 2027年8月1日)
賃金日額を求めるための日数(休業前の賃金を割る)180日ハローワークインターネットサービス「雇用継続給付」の介護休業給付(支給額=休業開始時賃金日額×支給日数×67%・賃金月額の上限 546,600 円と下限 96,090 円・賃金が支払われた場合の調整・93 日を限度に 3 回まで)2026年10月27日賃金日額・賃金月額の上限と下限が毎年 8 月 1 日に変更されるため、毎年 8 月に確認(次回見直し 2027年8月1日)
賃金月額を求めるための日数(賃金日額にかける)30日ハローワークインターネットサービス「雇用継続給付」の介護休業給付(支給額=休業開始時賃金日額×支給日数×67%・賃金月額の上限 546,600 円と下限 96,090 円・賃金が支払われた場合の調整・93 日を限度に 3 回まで)2026年10月27日賃金日額・賃金月額の上限と下限が毎年 8 月 1 日に変更されるため、毎年 8 月に確認(次回見直し 2027年8月1日)
賃金月額の上限額546,600円ハローワークインターネットサービス「雇用継続給付」の介護休業給付(支給額=休業開始時賃金日額×支給日数×67%・賃金月額の上限 546,600 円と下限 96,090 円・賃金が支払われた場合の調整・93 日を限度に 3 回まで)2026年10月27日賃金日額・賃金月額の上限と下限が毎年 8 月 1 日に変更されるため、毎年 8 月に確認(次回見直し 2027年8月1日)
賃金月額の下限額96,090円ハローワークインターネットサービス「雇用継続給付」の介護休業給付(支給額=休業開始時賃金日額×支給日数×67%・賃金月額の上限 546,600 円と下限 96,090 円・賃金が支払われた場合の調整・93 日を限度に 3 回まで)2026年10月27日賃金日額・賃金月額の上限と下限が毎年 8 月 1 日に変更されるため、毎年 8 月に確認(次回見直し 2027年8月1日)
賃金が支払われたときの調整の基準(賃金日額×日数に対する)80%ハローワークインターネットサービス「雇用継続給付」の介護休業給付(支給額=休業開始時賃金日額×支給日数×67%・賃金月額の上限 546,600 円と下限 96,090 円・賃金が支払われた場合の調整・93 日を限度に 3 回まで)2026年10月27日賃金日額・賃金月額の上限と下限が毎年 8 月 1 日に変更されるため、毎年 8 月に確認(次回見直し 2027年8月1日)

入力できる範囲

入力項目
項目範囲初期値
介護休業を始める前 6 か月の賃金の合計0〜12,000,000円1,800,000円
今回の介護休業の日数1〜93日30日
休業期間中に会社から支払われた賃金の合計0〜5,000,000円0円

結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。

ご利用にあたって

  • ハローワークの公表する計算方法にもとづく概算の目安です。支給されるかどうかは、受給資格(雇用保険の被保険者期間など)や就業日数をハローワークが確認して決めます。
  • 賃金月額の上限・下限は毎年 8 月 1 日に変更されます。このサイトでは 2026年10月27日に確認した額(上限 546,600 円・下限 96,090 円)を使っています。
  • 休業中に賃金が支払われたときの調整は、実際には支給単位期間ごとに行われます。このサイトは休業全体の合計で近似しているため、実際の額とは差が出ることがあります。
  • 賃金日額は、休業開始前 6 か月の賃金(賞与を除く)の合計を 180 で割った額としています。実際の賃金の範囲や端数処理は、ハローワークの案内で確認してください。